半分、黒い

NHKの朝ドラ「半分、青い」を毎朝楽しみに観ています。さすが北川悦吏子さん。私が言うのもおこがましいですが、巧いですね。

特に主演の永野 芽郁さんの笑顔には、毎回癒やされます。


今週の展開は、主人公のスズメがネームという先生の原稿を捨ててしまい。くびになるところで終わりました・・・


それにしても、秋風羽織の事務所は、今で言えば、とてもブラックですよね。

ネームを知らない新人に部屋を掃除させて、間違って捨てたからと言って「切腹だ」と脅して追い出すとは。

北川さんの脚本なので、上手くあしらっていると思いますし、これで主人公が故郷に帰って戻ってこなかったら番組が終わってしまうのでそんなことはないと思いますが。


笑って観ていますが、一昔(二昔?)前の事務所や会社はこんなものでした。

最近、忖度という言葉がよく出てきますが、安倍首相は「忖度は分からないので、される方が迷惑」みたいなことを言っています。しかし、以前は的を得た忖度ができるかどうかが、社会で生き残れるかどうかのポイントでした。

「オヤジのために殺ってくる。責任は全部俺がとる」みたいな。

政府も官庁も、企業も指定暴力団も、日本人の価値観で出来ているので、やることに違いはありません。

暴力団以外にも、組織のために罪を犯し、復職した人を何人も知っているで。


またまた、話は横道にそれましたが、北川さんのことだから、笑いの中で、古い考えをコテンパンにしてくると思います。

ますます、楽しみです。





これでいいのかな?

テレビ業界で働くフリーのディレクターです。だから何?ときかれても困りますが、気の向いたときに、世迷い言を書いています。

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