体操協会のゴタゴタ

体操のことで世間が騒々しい。

毎日のようにワイドショーに取り上げられている内容を見て、私は少なからず違和感がある。

それは、出てくる人たちのすべてが、塚原派も宮川・速見派も、同じように前置きとして「暴力は決して許されないことですが・・・」と言っていることだ。

今の世の中、暴力を容認するような意見を吐いたら大変なことになることは分かっている。しかし、本当にそうなのだろうか??


暴力とは一体何なのか?男女を問わず、その人に好意を持つ人にハグされれば嬉しいし、嫌いな人にされればセクハラ。お互いに好意を持つ者同士の性的交わりは愛情表現だし、そうでなければ強姦。

極端な例だが、SMのカップルは、暴力を与える側と受ける側がいて、それで満足している。


今回の件でも、速見コーチと宮原選手は、叩いた、叩かれたという事実は認めているが、宮原選手は、それで心にも体にも傷を受けたとはまったく言っていない。

DVを受け続けて逃げられなくなった人ならともかく、単独で記者会見するほどの宮原選手だったら、コーチから受け入れられない程の暴力行為があったら、体操協会に物申す前に速見コーチを訴えているだろう。


セクハラも、パワハラも、モラハラも暴力行為も、すげては被害者あってのこと。

今の段階で明らかなのは、速水コーチの暴力行為があったのは事実だが(きっとその時二人は暴力とは認識していなかったと思うが)、被害者はいない。それに対して、体操協会のパワハラには被害者が存在するということだ。


最近の風潮で、暴力があまりにも否定されているので、津からは夫妻がそれを利用して、速見、宮原を陥れたとしか思えない。

テレビに流れた映像も3年以上前のもの。10年前に塚原夫妻が行っていた指導は、こんなものじゃなかったみたいだし。







これでいいのかな?

テレビ業界で働くフリーのディレクターです。だから何?ときかれても困りますが、気の向いたときに、世迷い言を書いています。

0コメント

  • 1000 / 1000