世論調査

マスコミ各社が行う世論調査で、いつも不思議に思うことがある。

結果について、産経は右寄りだとか、朝日は左寄りだとか言われて、結果が大きく違うことがあるが、それではない。

どの質問にも必ずある「どちらともいえない」という答えだ。

そう言うと、質問を理解して、きちんと考えた上で出した答えのように思ってしまうが、実際には「そんなこと興味ない」が大半なのではではないだろうか?


日本の決まりごとはすべて、ある前提に立って作られている。公文書の保存や隠蔽に明確な罰則がないのも「国に仕える公務員がそんなことをするはずがない」という前提があればこそ。

世論調査も、政治に関心がない国民はいない、という前提の元に質問が作られている。


こうなってしまったからには、国も官庁も、企業もマスコミも、すべての国民が前提を見直してシステムを作り直さなければならないのではないだろうか。

これでいいのかな?

テレビ業界で働くフリーのディレクターです。だから何?ときかれても困りますが、気の向いたときに、世迷い言を書いています。

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