日章旗

今日、信じられないことがあったので、敢えて書く。


某局で富士山の番組を作って、山小屋の紹介シーンを入れた。

富士山の山小屋はどこも、登山用の杖とそれに結びつける日章旗(日の丸)を売っている。

そして、国を問わず、多くの登山者はそれを持って頂上に立つ。

いつの頃からか、登頂した登山者たちは、ともに登った日章旗に「素晴らしいご来光を見るこtができました。とても幸せです」とか、「挫けそうになったけど、登頂できました」などと感想を書いて、その山小屋に置いていくようになった。感想にはいろんな国の言葉があったし、韓国語もあった(なんと書いてあるかはわかりませんでしたが)。

小屋の女将は、それらを天井に吊るして飾っている。

「最近は、登山者が増えて吊るす場所がなくなって困っているんだよね。でも、皆の大切な思い出だし」と話していた。


ところが、番組完成後、プロデューサーから、山小屋内の映像を差し替えるようにとの指示がきた。

理由は、「旭日旗は韓国などでは忌まわしいデザインとして認識されている。キャプチャーされてSNSで炎上、という可能性も否定できないので」ということでした。


国内でも日章旗に対する賛否があることは理解している。しかし、これはそれとは別の問題だと思う。

日本国内で日の丸を飾っていることが、韓国の人に非難されることなのだろうか?

日本に来た韓国の人たちは、日の丸を見る度に不快な思いをしているのだろうか?


もちろん、その映像を流したら、韓国の過激な反日の人たちは過剰に反応するかもしれない。

しかし、日本も韓国も同じだと思うが、一部の過激な意見を恐れていては、友好など進むわけがない。

マスコミと言えど、無視してよいこともあると思う。








これでいいのかな?

テレビ業界で働くフリーのディレクターです。だから何?ときかれても困りますが、気の向いたときに、世迷い言を書いています。

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