日本人は時間にルーズ?
最近、日本の会社に勤めているスペイン人が書いた「日本人は時間にルーズ」というツィートが話題になっているとネットのニュースで知った。
「日本人は、時間に正確だと思いこんでいるようだが、それは開始の時間だけ。終わりの時間に、これほどルーズな人たちはみたことがない。会議はいつも長引くし、残業はし放題」というような内容だったと思う。
私は、日常の仕事としてテレビ局に行って打ち合わせをするが、連絡があるのは開始時間だけ。終わりの時間は、その時のメンバーで、なんとなく予想するしかない。
当然、その後の予定は十分な余裕を見てたてるしかなく、早く終わってしまうと、公園を散歩したり、東急ハンズを見て回ったりして時間を潰す。まぁ、喫茶店でパソコンを開き、他の仕事をすることもあるけれど。
最悪は、集まった途端に一番上の人が「私は今日、15時から17時まで別件の用事があるので、終わらなかったら、その後再開で・・・」なんて平気で言うときだ。
もちろん15時までに終わるはずもなく、次の予定や、家族との食事会や、病院の予約や、クラス会の出席や、電話をかけまくってキャンセルすることになる。
ツィートの話に戻るが、日本人は終わりの時間にルーズでは決してない。
問題は、上に立つ人間が、下のものの時間は自分のものだと勘違いしていること。
自分の時間は自分のもので、自分で管理して、自分で自由に使うことができる。
社会の上に立つ人たちには、そんな当たり前のことをきちんと理解してほしいと思う。
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