高校の金権野球

高校野球は、大阪桐蔭高校の優勝で幕を閉じた。しかし、皆が熱狂したのは、秋田県立金足農業高校の奮闘である。

マスコミでは、高校生に過剰な連投を強いるのはいかがなものかと、などと書かれているが、本当の問題に見て見ぬふりをしているように思う。


ここからは、まったく個人的な見解だが・・・

高校時代、スポーツ部にいて野球部に好感をもっていた人がいるのだろうか。

私の高校(私立)の野球部は出ると負けの弱弱小だったが、予算は他のクラブの数倍以上。試験の前でも練習していたし、試験のテストも水増しされていた。


高校野球で名前が出れば有名になり受験者数が増えて利益が上がる。経営としての考えはわかるが、教育機関としてそれでいいのだろうか?


優勝した大阪桐蔭の選手18名のうち、大阪出身者はわずか5名。あとは奨学金を餌にして受験もなしに引っ張ってきた選手たちだ。

それに対して、金足農高は、全て秋田の出身で、きちんと受験をして入った生徒たちだ。


前にも書いたが、ガッツポーズをして高校生らしくないと注意された投手がいた。

そんな細かなことを言うより、札びらをちらつかせる、今の高校野球そのものに問題があるのではないだろうか?


優勝した大阪桐蔭より、敗れた金足農高に声援が集まるも、金にまみれた高校野球に、皆辟易としているからではなだろうか。







これでいいのかな?

テレビ業界で働くフリーのディレクターです。だから何?ときかれても困りますが、気の向いたときに、世迷い言を書いています。

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