焼け跡・・・勝ち逃げ世代へ

はっきり言って、私は焼け跡代が好きではない。

もちろん、個人的には好きな人や尊敬する人もいっぱいるが、集団としての彼らの世代は好きでない、というより大嫌いだ。


大体勘違いしていることが多すぎる。

新しい日本の文化を作ってきた、という人もいるが、戦争ですべてがリセットされてしまって、すべてが新しくなったのだから当然のこと。自分たちの価値観に固執するあまり、セクハラやパワハラをしたり、キレるオヤジなどと言われるのも大体が焼け跡世代の老人である。


そんなことは、置くとしても、許せないのは、彼らが燥いで作ってしまった多額の借金。

日本で最初に国債が発行されたのは1947年。戦後処理のためで、その資金を使ってなんとか国を立て直そうとするものだった。次は、焼け跡世代が働き盛りの30歳になったくらいの1965年。東京オリンピックが終わって苦しくなった財政をなんとかするため(国を立て直すのではなく、とりあえず苦しいので借金してしまっただけ)だった。


その後、一度ハマった自転車操業から抜け出すことはなく、借金に借金を重ねて1990年、ついにバブルが崩壊する。しかし、その頃すでに焼け跡世代は定年の頃。豊かな年金に守られ長生きを続け、今の若い人に迷惑をかけ続けている。


今や日本の借金は1050兆円、国民一人あたりにすると850万円にもなるという。それなのに元気な焼け跡世代は(全員とは言わないが)年に何回も海外旅行に行って、何の責任も果たすことなく死んでしまうに違いない。

これを勝ち逃げと言わずして何というのか?

少しは反省しろ!







これでいいのかな?

テレビ業界で働くフリーのディレクターです。だから何?ときかれても困りますが、気の向いたときに、世迷い言を書いています。

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